NV-BX25修理 第2回〜動作したけど?

2005.8.9

1, ショートの原因は?

とりあえずVCR0328をばらして、エタノールで基盤を綺麗に洗浄しました。そして、
テスター
を持っていなかったので購入しました。

前回、
この外したコンデンサを使うのがいいのでしょうが、相当ハンダごての熱を受けているのでダメージが多いかもしれませんので購入する事にします。
と申し、実際にコンデンサを買いに行きましたが、
DOIT、島忠、東急ハンズ、電機回路関係の工具なら何でも揃ってるこれら三店で、こう言われました。
「うちには置いてません」

ウゾダドンドコドーン!!!
こうなったら、秋葉原行くしかないの?1個20円のコンデンサを買う為にわざわざ150円かけて?
幸い会社の最寄り駅が水道橋だから秋葉原までそれ位の値段で済みますが、もし、そうじゃなかったら890円ですか?それともamazon辺りの通販でも使おうか、とか色々考えましたが、

ダメで元々で通電状態を調べるか・・・。
とりあえず、コンデンサを元のように付けてみて組み上げてショートするかどうかチェックする事にしました。コンデンサを付ける時には細心の注意を払い、テスタを使って一つずつ、ショートしていないかどうかチェックしながら付けていきました。



組みあがったのが上の写真です。前回の写真と比べると配置が微妙に違います。基盤を洗浄したりしているうちに只でさえ剥がれていたパターンがドンドン剥がれていった為、このように付けるしかなかったんです。
因みに、にがさんのHPでは、「使用されているケミコンは、47μが3個、10μが3個です。」と写真つきで紹介されていますが、この写真で、一番上に"立っている"ケミコンは22μでした。前オーナーが容量間違えたんですね。

容量が違うんじゃ、ますます買いに行かないとじゃん・・・・。と落胆しながらも全部このように付けたのでした。

2, 完動は感動?

このような付け方になってしまったので、ノイズ対策のシールドを付ける事は出来なくなりました。まあどうせまたコンデンサ付けなおすし、いいか。と思い、Y/C PACKにハンダ付けして、そのY/C PACKを映像関連基盤に付けました。そして、テストラン。



う、映ったよママン・・・

とりあえず未解決の問題を列挙しておきましょう。

1, VCR0328のコンデンサの容量違いの問題
2, Y/C PACKの左側のHICのパターン飛びの影響
3, 映像関連基盤のTL1辺りのハンダジャンプ(?)の影響
4, ショートの原因はもしかして、VCR0328のシールドケース???

3, 再び映像乱れる

まだまだ長時間の再生には耐えないようです。延べ2時間の連続再生中に映像が乱れてきました。そして綺麗になったり・・・。もしかしたら熱に晒されすぎたコンデンサに原因があるのか、それともテープに原因があるのか、それともやはりハンダジャンプやパターン飛びに原因があるのか?
テープも、NV-FS70が壊れてから全く再生していなかった為、どちらに原因があるのかは分かりません。全てのテープを再生してみるまではどっちが原因か分からないと思います。
ちょっと今回は時間が無いので、次回以降にこの辺を解決していきます。



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