1号機(TQ-2000)フィルター交換 第1回


2019.1.20

1, はじめに

PCに埃は大敵! とよく言われますが、特に最近のPCはエアフローを重視した設計の為、昔のPCに比べると埃が入りやすくなっています。
Song Cheer(ソンチア) TQ-2000は全然最近どころか大昔の西暦2,000年より前に販売されたケース(私は今でも最強のケースだと思っています)なのですが、Slot時代のPentiumU XeonやPentiumV XeonのDUAL CPU余裕だぜ! と、ケース内容量だけでなく、古典的な方法ではありますがエアフローがかなりしっかりしています。←ココ、テストに出るからねw

2, 分解清掃

長らくHPの、特にPC部屋は放置していまして、1号機の構成を漸く2019年になってから載せたという有様ですw。
それを見れば一目瞭然なのですが、組んだのはA10-7700Kが出たばかりの2014年春です。お恥ずかしながら、それ以来全く掃除していない1号機です。

フロントファンの前にフィルターが付いているとはいえまずいだろ、という訳で開けて掃除することにしました。



うーん、いつ見ても素晴らしい造り込みのケースだ。
流石大型ケース(といってもジャンル的にはミドルタワーになります)! 側面板・補強バー・前面パネル・天板の順番に外した状態がこの写真です。後方吸気のowltechの電源が誇らしげに鎮座していますが、ファンが上向きになっていてあまり役に立っていない様に見えますw。
2,000年頃のPCケースはどれも現在の様に(電源が)後方吸気するのではなく、電源のファンも排気に参加していたのでケース後方に向かって排気するシステムだったんです。そういう電源を取り付ける前提になっているので仕方ないね。
まあもっともTQ-700シリーズやTQ-1300の様に電源と天板がピッタリくっつく訳ではなく、間に1cm位の隙間が空くので、影響は少なそうですが。



ケース内のファンにも埃が付いていたのでファンガードを外して、掃除機で吸い取り & ファンガードを雑巾で拭きました。
ケーブルも丁寧に掃除しましたが、シリアルATAのケーブルを外すときに嫌な音がしたのでよく見てみるとケーブル破損させてしまいました。しかし、予備を持っていたので大事に至らず。写真に写っているシリアルATAケーブルのケースがそれです。

シリアルATAも時代遅れになりつつある? そんな事言わないっw!



正面の斜め上からみた画像です。ケース内を掃除する為に余ったケーブルを前に避難させている為にビロンと出ています(この時ある事を考えましたがそのネタはまた後日紹介いたします……)。
そして、一番下に細かい穴が沢山開いていますが、ここの後ろに前面ファンが付いていて風を吸い込みますので、ここが目茶苦茶汚れていました。フィルター仕事しろw。



ケース内は何か寂しいですね。折角の拡張スロットが全く活かされていないw
・ ケーブルについた埃を1本1本取りました。
・ メモリに積もった埃を取りました。
・ CPUクーラーのファンを分離しファンとヒートシンク両方の埃を取りました。
・ ケースの床を掃除機で吸った後、水拭きしました。
・ 前面ファンを外して埃を取りました。
・ etc…

等などやってほぼ綺麗になってああよかった良かった、と言いたいところですが……。

前面のフィルターが残ってる!!

というわけでパネルからフィルターを分離すると、フィルター何か変だと思いました。なんか伸びてるというかヨレてるというか……。

ま、でも昔、ASUS K7VにAthlon 1GHzのせてイキってた時はこのフィルターも掃除機でガンガン吸ってたから、
埃付いてるし吸ったれ!
という訳で吸うと……??音もなく……



     /\___/ヽ   ヽ
    /    ::::::::::::::::\ つ
   . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
   |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.    |    ::<      .::|あぁ
    \  /( [三] )ヽ ::/ああ
    /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

埃は取れたがそれ以前に使い物にならなくなった……
考えてみれば2,000年前後のケースなのだからスポンジフィルターが19年も持つわけないって……。

てな訳で代替品を手に入れなければならなくなったとさ。

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