NV-FS70修理 第1回〜序章
2010.1.2 (2009.10.18〜不明)
思えばジャンクビデオに手を出したのはもう5年前の話。その切っ掛けになったのは、
もう一度NV-FS70を動かしたい。
この想い一つでした。詳しい事はNV-BX25の1号機の所に書きましたので、その辺はそちらをごらん下さい。
その時に残っていたのはNV-FS70のリモコンとバーコードリーダーのみでした。
VEQ0912
という型番から当時分かっていなかった機種名、NV-FS70という名前を特定し、しかし、FS70には手を出さずに様々な機種を直し、腕を上げてからNV-FS70を直そう、そう決めました。
そして手に入れたものがこれでした。オークションで本体500円送料1500円の合計2000円。まあ充分でしょう。

現在のBRレコ等と比べると分厚く重厚ですが、当時としては非常にコンパクトな機種でした。Panasonic製はBRレコも小型ですし、FS900みたいに重厚なのも造りますが、当時からコンパクトなのも得意だったのかもしれません。
とは言っても手抜きは一切無し。本物のインシュレーターに重厚なサイドパネル。そしてS入出力も備え、これからの時代を見据えた造りだったと思います。

真正面から見るとこのように見えます。前面は金属製シーリングパネルで基本操作は全て本体で出来ます。これは人によって賛否分かれそうですが、私は本体で基本操作出来た方がいいと思います。結構リモコン何処に置いたか分からなくなるって事あると思いますので。

背面から見るとこの通り。右側の出っ張ってて四角いケースに収められているのは音声電源用のトランスです。後で気付いたのですが、NV-FS900もトランス電源を備えているのですが、FS900の場合は本体内に入っている為この様に出っ張ってはいないという事です。
入出力端子は入力1系統、出力2系統。しかし、Sの入力は前面のみで、出力も1系統しかないのが欠点です。
NV-FS70を現役で使用していた当時は出力はテレビに繋いでいたのみなので何も問題なかったのですが、これの修理が完了してセットに組み入れるとなると、意外に不便かもしれません。まだどう繋ぐかは決めていませんが……。
てな訳で、次回からは修理に入っていきます。
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