NV-BX25 2号機修理 第5回〜完了までもってった!
2008.10.25
1, S-721Hの実力を確かめる
とりあえず、プレッシャーローラー研磨の前に、前回プレッシャーローラーの掃除に全くと言っていいほど役に立たなかったS-721Hでしたが、噂先行のものだったのか?それともNV-BX25のプレッシャーローラーが綺麗にならなかったのには別の理由があるのか?それを確かめる事を先にやりました。元々紹介していたサイトはカセットデッキのメンテ用品として紹介していたので、RQ-SX87Vや、T-1100Sの修理から帰ってきた時についてきた古いピンチローラーを掃除してみる事で確認する事にしました。
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
(*゚∀゚)
S-721Hを紹介していたサイトで書かれていた通り、ピンチローラーは新品のようになり、綿棒は真っ黒になりました。やはり、S-721H自体はスゴイ物なんですね。このピンチローラーは(T-1100Sの)予備として取っておく事にします。
RQ-SX87Vのピンチローラーは写真に撮ってませんが同様に完璧に綺麗になりました。
これでモヤモヤは取れました。
もしかしたら、ビデオテープの磁性体を落とすのが苦手、という事もあるかもしれないのでプレッシャーローラーを研磨した後S-721Hで拭いてみる事にします。
2, プレッシャーローラー研磨
研磨をするにはまず紙やすりを揃えないとですね。
にが氏のHPで紹介されていたのは、100番、180番、1500番でしたので、それを揃え、180と1500で番号が開きすぎてるかな、と思ったので、400番も買いました。写真には写ってませんが実は2000番も買いました。
写真左に写ってる、切り取られたものが100番で、写真下のプレッシャーローラーは勿論作業前です。

削り方はにが氏のHPに書かれているように転がしながら斜めに力を入れ、一方方向に削ります。
順番は、100、180、1500と氏と同じ様にやり、400番は使いませんでした。
前回と同じ様に、いきなり本番をやって失敗したら嫌なので、前回のと同じプレッシャーローラー(FS900から外されたもの)を使って練習しました。

これは驚きです!
多分新品のだ、と言ってもばれないでしょう。いや……、プラスチックが黄ばんでるからバレるか。
実用に耐えられる感じがしたので、NV-BX25-2号機についてるやつと交換する事にしました。

この写真はBX25-2号機から外したプレッシャーローラーと比べたもの。2号機のはNV-FS900から外されたものよりはるかにテカテカで、ジッター起こしまくりだったやつです。

ハイ、組み込みました。これでテープを入れて再生したら……、
(;゚д゚)
トラッキングが合わない&ジッタが直ってない!
※ プレッシャーローラー交換前よりはマシになってることは付け加えておきます。

調べてみたら、この機体、結構コントロールトラック(赤丸で囲んだ部分です:写真はNV-BS30Sのもの)を弄っていたのでその為にテープが少しよれて排出されていました。キツキツに入っていたので、少し緩めてトラッキングをあわせたら画面が安定しました。
コントロールトラックの位置が原因で出るジッターは暫く使いながら位置を調整する、って事で調整していきます。ッて事で、
修理成功!
これで修理は完了です。後は耐久テストをやってみてそれで不都合が出たらその部分を直して行こうと思います。
コレより先はエピローグで紹介していきますね。
因みに、研磨後のプレッシャーローラーをS-721Hで拭いても、大して拭けませんでした。どうやら、ビデオデッキのプレッシャーローラーのゴムとは相性が悪いようですね。
※ 取り外したテカテカのプレッシャーローラー。これもきちんとリフレッシュしてしまっておきました(笑)。
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